認識や知識を全て
表現的な作業に取り込む
教科理念 その2
「北を向いて、右手方向に三歩歩き、更に左手方向を向くと、どちらの方位に向いていることになるのか?」このような問いには、知識の活用が要求される。知識として「北を向いたとき右手が東」と言うことが分からなければ問題は解けない。この知識は頭にあってもそれをどう使うのかと言うことが思いつかない。だから、反射的に「分からない」と答えてしまう。これは、認識や知識が表現的な作業に結びつく体験が非常に少ないからだ。