本人が自分を育て自分のために行動する
自分も自然の一部だ
自然の測り知れない神秘に目覚め
豊かな自己像を創る

自分を愛するには自分の失敗をきちんと分析するときに、「自然・他者・社会」から自分を眺め直す必要がある。自分を成長させながら生きる糧を得て、望むらくは社会がその成長を協力するということが教育的に生きることでもある。こどもたちは「生活作業能力」を土台として「学習能力」が育つものだ。人間という存在も大自然の中の一種のSpeciesにすぎない。大自然の神秘よりも文明の利器に取り囲まれた世界を自然だと思いこむ時代そのものに人間の不遜さを見いだすことができる。この視点では本当の自分を見いだすことはできない。