地域に支持され、継続するに値する価値を提示し続けるには、ある意味で「普遍の理念」を必要とする。《受験・補習》指導以外に、否、両者を矛盾無く包み込む指導コンテンツを生み出す場こそ、既存の「塾・学校」という枠を越えた新時代の学びのスペースなのではないだろうか。現在の子どもにおける学びの問題点は、一言で表現すると『知識と生活の乖離』である。つまり、知識吸収の過程において、大脳のみの活動に終始したり、ディジタルデバイス(ゲーム・携帯等)使用法習得の過程において反射神経のみの活動に頼っているために問題を深刻にしている。なぜなら、理想的な知識習得の過程とは、『身体活動+大脳活動』と言う複合された運動を必要としているからである。